分析官Cのプロフィール

プロフィール

データ分析職として12年仕事しています。アナリストからプロジェクトマネジメント・人材採用まで幅広く分析現場に携わっている観点から、書籍やネットにあまり情報のない分析現場の実態をまとめています。

データ分析歴

私の社会人生活のスタートは大卒後バイトから始めた広告代理店でのデザイン制作でした。

Connecting The Dotsの精神で様々な変化に順応して1社で制作・制作進行・営業アシスタント・経営企画・人事・社内SE・マーケティングと部署を転々としていました。この中で経営企画・マーケでの集計業務が私の分析官としてのキャリアのスタートでした。

Accessを使って顧客データベースを元に集計・マスタ更新・定型業務化を行っていました。このときはSQLは扱えずAccessのGUIでデータハンドリングをしていましたが、リレーショナルデータベースの理解が進み良い経験となりました。営業マンの顧客アプローチのリストをどう最適化するか、属人化しない運用に落とし込めるかということを追求していました。

それまでは特にキャリアを意識せず突っ走っていましたが、家庭を持ったこととビッグデータ分析の機運の高まりもあり、人生で初めてビジネスキャリアを真面目に考え、専門性を伸ばすための決断をしました。

初めての転職先は全く業界の異なるBtoC企業で自社サービスのデータアナリスト職として機会を得られました。この環境でほぼ分析だけに集中して3年程経験を積むことができました。

社内に専門的な統計解析のノウハウがあったわけではなかったのですが、その分徹底的にデータと向き合って、自分で考える・工夫する経験と楽しさを味わうことができました。

その環境はとても気に入っていたのですが、自社の外の世界ではどんな分析が行われているのか、さらなる分析の幅と深さを求めたい気持ちの方が強くなっていきました。

2度目の転職先は受託分析会社。1アナリストからはじめ現在は分析コンサルティングをしています。

前職で1分野のデータセットと深く向き合ったことで自分の中に分析の軸がいつのまにかできていたことに気づきました。分析の軸ができている状態から分析対象の幅を広げると、知識の吸収のスピードが断然違うと感じました。転職も含め狙ったキャリアではなかったのですが、結果的に時期も方向性も非常に効果的な転換ができたと感じています。

バックグラウンド

私自身は理系卒ではあるものの、データサイエンスやエンジニアリングのバックグラウンドがあるわけではなく、実務をしていくなかで必要な知識・スキルを試しながら身につけてきているところです。

周りにも様々なバックグラウンドからデータサイエンティストを目指して入社した人・もがいている人・活躍する人を現場で見てきているので、現場の実態をスナップショットしていければと思います。